ぬいとの出会い
なぜぬいを買うのか
そこにぬいがあるからさ
という普遍的な答えは置いておき、今日は私がどうしてぬいを愛するようになったかの馴れ初めなんかを語りたいと思います。
実は最初、私はぬいには否定的でした。
オリジナルを完璧に再現してるわけでもなく、2頭身キャライラストよりもさらにデフォルメされたその姿。
私に言わせればオリジナルからかけ離れすぎて別物みたいな感覚。
別物ゆえにいまいち愛せない。
愛着なんてわかないだろうなんて思っていました。
でも
その映画くらいみてもいいかなーなんて軽い気持ちで見た無限列車。
それがすべてを狂わせていったのです。
濃いキャラだなー
ストーリー面白いけどキャラで特別好きってないなーなんて
思っていたのに。
まさかの無限列車で。うまいうまいって笑わせてくれたあの人が
最後あんな生き様みせつけてくるなんて。
誰が予測できましょうか。
え?ええ??っとあっという間にその人・煉獄さんにどはまりしてしまったのです。
ほんの好奇心でみた映画でここまで心を揺さぶられるなんて。
よもやよもやびっくりです。
しかも煉獄さんに会うには映画しかなくて(TVシリーズにも出てるけど出番的にはちょっとすぎて物足りない)
映画を見ると会えるのに、そのみた映画でものすごい喪失感を与えられて映画館を後にすることになるんですよ。
辛い。耐えられない。
煉獄さんをぎゅって抱きしめたい。
思いが高じてまずはグッズ集めに走り、フィギュアとかラバストとか集めるんですが
フィギュアは抱きしめたら壊れそうで抱けない
ラバストは握りつぶしそう
煉獄さんを思ってめちゃくちゃよしよししてあげたいのに
枕しか涙で濡らせない。
ここでようやくああ、だからぬいがあるのかと気づいたのです。
そう。ぬいならすべての条件を満たしてくれる。
だっこしても大丈夫な癒しの存在。
常に一緒にいてくれる存在。
それがぬい。なんて素晴らしい希望。
そうとわかってからは探しました。
人気キャラなので当然どこへいっても煉獄さんぬいは売ってない。
はまるのが遅すぎて通販はすでに販売終了の嵐。
ゲーセンならいたるところで並べられてましたが、死ぬ程下手な私からすると
UFOキャッチャーなんて夢のまた夢。
ああ~~~っ
こんなに煉獄さんに飢えてるのに
煉獄さんがいないよ。
私だけの煉獄さんが欲しいよおおおお。
悶々と過ごすこと数週間
ついに、私は売っているお店にたどり着けました。
それはたまたま買い物に来ていたショッピングセンター
そこにほかのキャラに混じって、煉獄さんが売られていたのです。
うおおおお!
今買わないでいつ買うというのだっ!
はじめてのキャラぬい。
私の煉獄さん。
ぬいに否定的だった私が愛着を持てるかは若干不安でしたが
それは杞憂でした。
この煉獄さん、めちゃくちゃかわいい。
そして何よりこのさわり心地。
髪の触り心地が良すぎてたまらん。ずっとなでていたい。
煉獄さんのあの後ろでちょっと結ってるのもちゃんと再現してる。
足もかわいい。
目もかわいい。
ちょこんと座った姿がかわいい。
っていうかかわいいの権化では?
これは。
ぬい。
いける。
そう。次のぬいにも手を出しました。
どうせなら抱き枕のように夜な夜な煉獄さんをぎゅってしながら寝たい
もっともっと大きなサイズを!
禁断のUFOキャッチャーに手を出し3000円を溶かした時点で
敬遠していたメルカリに手を出し
ビッグ寝そべり煉獄さんを手に入れました。
うん。
素敵。
思い切りハグしても大丈夫な厚さ
ベッドに寝そべってもらっても問題ないサイズ
そしてなによりこの笑顔。
癒される。
はーーーっ好き。
目力があるおかげで?ちょっとみるだけで圧力を感じるくらいの存在感。
いい。いいわぁ。
もうぬいなしの生活には戻れません。
これで映画から帰って恐ろしい喪失感を味わっても
おうちには煉獄さんがいてくれる!
あともう一月もたてばBlu-rayもやってきてめちゃくちゃ泣くと思うけど
それでも私にはぬいがいてくれる。
でもまだ足りない。
すべての煉獄さんぬいがほしい。
微妙に種類が違うのが色々あるのがまたコレクション欲をそそられてしまう。
部屋を煉獄さんで埋め尽くしたい。
ぬいいいよぬい。
このよさに気付けて本当に救われた。
ありがとうぬい。
ありがとう煉獄さん。