煉󠄁獄さんに呼ばれました。
昨日の映画の帰りのことです。
予期せぬ気持ちの昂りのため、もうまっすぐ家に帰ろうとしたんですが
通り道のセガのたい焼き屋さんにぜんぜん人が並んでなくて
子供が母親に買ってー買ってーって言ってる姿が目に入りました。
わかるよ。鬼滅たい焼き欲しいよね。私もクリームじゃなきゃ悩まずほしいもん。
その子につい感情移入してしまったので
周りで買ってく人がいたらおかーさんも財布のひも緩んでくれるんじゃないかなと
子供にこっそり協力するつもりでたい焼きを購入することに。
4種類まとめてパックがあったのでそれを購入したんですが
なんと
煉󠄁獄さんがきてくれたのです。
おぉ。と喜んでいたらおかーさんがなんともいえない顔でこっちをみていて。
ごめんね、おかーさん。私は子供の味方だ!とにっこりしていたら
子供に根負けしたのか私の勢いにつられたのか、たい焼きを買っていく姿がありました。
よかった。
私は鬼滅の刃ファンの力?になれたよ。
クリーム苦手だけど私も頑張るよ!
その親子とお別れし(注:ここまで一切会話なし。ただの私の脳内想像です)
駅へ向かおうとします。
が、なんか呼ばれたような気がしてふらりとセガの中へ。
品切れになったアイテムが補充されているでもなく
うちわキーホルダーのクレーンゲームが増えたかなー?とみてましたが
なんとなくここでやれ、みたいな雰囲気を感じ去りがたいので
ちょっとだけやってみるかーとぽちぽちやってみました。
そしたら。
するする~って落ちてきてくれたのです。
え。コースターと対の柄?
諦めてたうちわが????
これはもう煉󠄁獄さんに呼ばれたとしかいいようがありません。
なんか本当にするんってとれたんです。
いくつもある台の中でここにこいって呼ばれたみたいにここだな、って思って
それで。
まるで煉󠄁獄さんに「もうこれ以上泣くんじゃない」って言われたようで
さらに泣きそうになりながら帰ることになりました。
偶然と言ってしまえば偶然が重なっただけなんですが
なんだろう。
昨日はすべてにおいて予期せぬ体験ばかりが続きました。
おかげで映画を見てからずっと涙腺が緩んで緩んで大変です。
後夜祭として昨日の涙を和らげるべく
ちょっとしたギャグっぽい黎明写真を作っていたのに
こんな偶然がきてしまったら当分心の落ち着きが取り戻せそうにありません。
炭治郎のように「煉󠄁獄さんっ。。煉󠄁獄さんっ!」って
叫び続けてしまうよ。
ううう。