無限列車編のノベライズ
無限列車編ノベライズを買ってきました。
当初漫画と映画で十分だろと思っていましたが
最後の煉󠄁獄さんの心情が描かれていると聞き
居ても立ってもいられず本屋へ直行。
と
の2種類が出ていたので、比較する意味でも2冊購入。
眠れぬ熱帯夜のお供のつもりが即日読破したので
感想なんかを書きたいと思います。
まずどっちを買ったらいいか。
これは多分悩まれている人が多いと思います。
言ってしまえば映画の小説版なので内容は知ってるわけだから
あえて2冊買うのは、と思ってしまうはず。
私も一瞬悩みました。どっちかでいいんじゃないかって。
結論から言うと2冊購入すべきです。
どちらもそれぞれのアプローチで煉󠄁獄さんの心情が描かれています。
i booksの方は黎明の時の
みらい文庫の方は夢の導入部分の
どっちか一方だと漏れます。
ここはどどんと2冊買いがよいかとっ!
ただ、文章の好みがあるのでざっくりいうと
i booksの方は映像そのまま文字っていう感じで小説ならではの
小説だけの情報があまりなく、映像が浮かぶそのままの状態で
さくっと読み進められます。
スピード感が欲しい、余分な知識は不要って人はこっちかな。
その点みらい文庫の方は子供向けということもあって導入がとても親切。
この本から入るかもしれない層にむけて基本情報を盛り込んだり
映画だけじゃなく、原作からの情報も入っていたり
あと、小説ならではの読みごたえもあったり読みやすいです。
どちらも買うべき!と言っておきながらあれですが
私はみらい文庫の方が読者に寄り添ってる感がして好き。
でもi booksは黎明のシーンがとても美しい。そしておわりも綺麗。
うん。
やっぱ両方買うべきだな!
小説版まで購入する人達なんて
ふりがなとか挿絵とかの量なんて気にならないと思うんです。
どれだけ漫画と映画以外の情報があるか
どれだけ小説独自の表現があるか
自分の思い入れのあるシーンをどんな言葉にしているのか
気になるところはそこだと思うんですよね。
折角原作・映画とすでにあるんだから
文字として追える分、違う視点でのアプローチが欲しい。
自分がみて思ったこと、感じたことが本当はどういう気持ちだったのか
公式見解を知れるチャンス。
この二冊を買ってよかったです。
思った以上に収穫があります。
そりゃ動いている煉󠄁獄さんが一番ですが、本も悪くないなーって思いました。
これは
遊郭編も買うか?