推し活

気が向いた時にふりかえる日々のあれこれ

認知症の母と

ここ最近ずっと記事を書けない日々が続いています。

というのもタイトルでお分かりの通り認知症の母をしばらく預かっているのです。

 

母に認知症の症状が出始めたのはもう数年以上前のことです。

なんか話がかみ合わないというか今までの母と違う「何か」を感じました。

即父になんかおかしくない?と話はしたのですが

父は年を取ってるんだから少々の話の齟齬位はあるさ、というノリで

取り合ってもらえず。

いや絶対おかしいと思った私はそこから注意して様子をみていました。

 

そんな会話をして1、2年位たったころかな。

明確に家族のだれがみてもおかしい、となったのは。

父から電話があり母がおかしくないか?みたいなことを聞いてきたのです。

いや、今頃?

ずっと前から私は訴えてきたよ?

そこから時々父から定期連絡のように母の行動の報告がありました。

ここのところ母はこんな状態でどうすればいいのかわからない

どうしたらいいのかな

疲れた

と。

さすがにぞっとするような暗い声で電話があった時は共倒れを心配しましたが

私は私で仕事をしてましたし

実家のある田舎へ帰る予定もないので

そっちに戻って面倒見るよと気軽にも言えず。

 

そうこうしてるうちに半年くらいたったある日

母がこっちに4か月位くるから、ということを同じくこちらに住んでいる

身内から知らされました。

 

え?いつ?

どこに滞在予定?

何にもこちらに話がこないまま私の家に4か月滞在が決まっていました。

 

まぁねぇ。

認知症になる前から過干渉で人の意見を聞かずに私の家に長期滞在する

母でしたからね。今回も仕方ないことかと受け入れます。

(ちなみにどれくらいおしかけてくるかというと

一人暮らしの子供の家に1年のうち8か月近くいる位です。

本人曰く母親なんだからいい大人になった子でも気にかけるのは当たり前らしいです。

コロナのおかげでその突撃も抑えられていたんですけどね)

それに少しでも一人の時間がとれれば父の介護疲れも回復するかな、と。

 

でもこれが大変でした。

もともと距離を取りたい私とべったり子供に構いたい母。

認知症によってそれがさらに加速するのです。

〇〇してくれないなら□□してあげないよ、が母の口癖なのですが

それにちょっとでも「別にいらない」と言おうものなら

お前は親をいらないって思ってるんでしょ、といじけて泣いて

泣き疲れて寝て

また起きだしてけろっと同じことを繰り返すのです。

それこそ認知症になるずっと前から同じ構図を繰り返してきましたが

その頻度が昔は1ヶ月に1度位だったものが3日に1回位とあがり

私の精神の方が疲弊していきます。

料理も味がおかしくなってきたので作らないで、といっても

私が目が覚めるともうご飯ができてるんです。

親なんかいらないでしょ、と泣いたその後の朝ごはんですよ

ある意味ホラーですよ。

買い物も何を買ったか忘れてしまうし、そもそも私の家なのでストック等

私が管理してるのに

母が欲しい物、母がないと思ったものを買ってしまいます。

「ここは母の別宅でも何でもなく私の家なのよ?」と訴えても

「わかってる」

 

わかってたら今ここに母はいないんだよなぁ。

 

結局買い物してはいけない、といったところで

私が仕事をしている間母はフリー。

自由に買ってきてしまいます。

でも認知症がはいっているのですでにあるものを買ってきます。

今もう醤油が4本、お味噌が5パック、昆布が大きい袋で3パックかな

他にも異常なストック量となっているものが多々。

あああ~どこにそんなにしまうの~~と思いつつも

買ってきてしまったものはどうにもなりません。

 

あと料理ももうだめだっていってるんですけど止めることができません。

鍋が黒焦げにされたり(センサー付きのガスコンロなので火事にはなりません)

味付けが異常にこかったりしょっぱすぎたりするのでやめさせたいんですが

本人は「善意」

そして作ったことを忘れるので毎日毎日大量に追加される料理。

加えて自分は食欲がない、ということで食べない。

 

甘いケーキは食べるようですが

自分の作ったものは手をださなくなりました。

いや、それ私だって食べたくない・・・。

 

あと母は好きな時に寝て好きな時に起きるので時間感覚がなくなっています。

自分が目覚めた時に誰もいないと「なぜ誰もいないのか」と

仕事時間にも電話が。

これは困ったと思っていたら、ここ数日は電話のかけ方を忘れてしまったみたいで

電話攻撃はやみました。

ただそれがよかったかというとむしろ進んだから悪くなったのか。

 

現在そんな日々を送っています。

なのでなかなか推し活ができないのが現状です。

早く家に帰らないと何をしているか不安ですし

かといって家にいたらいたで延々同じ愚痴を聞かされて

こちらもどんどん精神状態が悪化して楽しい記事が書けなくなる。

 

そうなんだよなー。

そんな私だから瑠火さんの「弱き人を助けることは責務」という言葉が

呪いにしか思えないのかもしれません。

心を燃やして頑張った煉󠄁獄さんは本当にすごいよ。

 

最後はやっぱり推しに助けてもらいましたが

3月までこんな状態が続く予定なので当分追っかけ記事は無理そうです。

 

年末に1回は帰るみたいな雰囲気になってきたので

そうしたらもう少し自分の自由時間がとれるかなー?

我慢してる分ちょっと煉󠄁獄さんに癒されたい。

今ガンガンお金減ってるからあまり羽目は外せないけど!