推し活

気が向いた時にふりかえる日々のあれこれ

悲喜交々鬼滅祭

4月16日に運よく参加できた鬼滅祭。

楽しいだけで済んだら意気揚々と書き綴れたのに

入場時間の不平等差が最後まで救済されることなく終わったことで

嫌な思いもあふれてしまい、すぐには書くことができませんでした。

行けただけいい、楽しんだ人はたくさんいる

何度自分に言い聞かせても不満と不平は私の中から湧いてきます。

そんな私の負の感情を書くのは本当にいいのか。表にだしていいのか。

楽しい思い出にケチつけるようで嫌な気持ちになる人もいるかもしれない。

そう思ってしまうと鬼滅祭の事を書くかどうかはずっと迷ってました。

 

でも、やっぱりその時思ったことを自分で否定するのはよくない。

我慢よくない、ってことで。

色々あった鬼滅祭を振り返ってみたいと思います。

 

注!ここからは愚痴とかもろもろも隠さず書いています。

自衛の程よろしくお願いします。

 

まずチケット。

これがあんなにランダムだと思いませんでした。

私が当たったのは遊郭編円盤の最初の優先です。

それなのにHの30列に近い席が用意されていました。

ここで軽くショックをうけます。

ギリギリ応募とはいえ最初の最初に当たったチケットだから席はそれなりに

いい席だと思ってました。

まさか全部の席からランダムだとは。

普通いい席から埋めていくものじゃないの?

先着分も全部含めて完全ランダムだなんて。円盤代分貢いだ意味が。。。

しかも宴は14時半始まりで17時閉場。

Hは11時から入場開始。

12時で待機列解消予定ってことは最悪12時ギリギリに入れるってことを

意味してますよね。

9時から組は5時間入れて11時から組は2時間ちょっと。

この埋められない差はどうにかならなかったんでしょうか。

混雑緩和というならせめて入替制にして待機列待ち時間軽減に動くとか

会場滞在時間の不平等差をなくすために宴終了後11時から組だけでも

宴終了後も会場をみれるとか

いくらでも方法はあったでしょうに。

コンテンツの多さに比べて、最初に入れた人達に比べるだけでも

あまりに不平等すぎませんか。

すきでその時間選んだわけじゃない。好きで短くすませようとしたわけじゃない。

それなのに、この処遇。なんなら同じ金額以上払っているのに!

正直悔しかったです。なんで、と。

それでも決まってしまったことは仕方がありません。

入場時間が発表されてからは全部周り切れないとそうそうにあきらめ

絶対に観たいものを絞っての参加を決めます。

絞らなければいけないという制約を課せられたことに対する不満は

心の中に抱きつつ会場へと向かいました。

 

案の定入れたのは11時半を過ぎたころ。

「人数が多いため入場規制がある場合があります」のアナウンス付き。

はぁぁぁ~?

多いからここまで時間遅く入場させられてるんだよね?

それでさらにさばききれないから入場規制ってどういうこと?

なんのための時間差入場よ。

イライラしながら入場すると

会場はすごいんですよ。

息をのむほど鬼滅の空間でイライラしてる自分が悲しくなるんですよ。

楽しみたくてきたのに。

この世界に余計な感情なく素直に見たかったのに。

 

入口の彼らの前には人だかりができていましたが

写真を撮るのは譲り合い精神で割とすんなり撮ることができます。

むしろみんな遠巻きに撮っているので近くで撮影していいのか悩むほど。

え?近づいていいんだよね?

他の人の写真の邪魔になるけど近くで撮りたい気持ちには逆らえません。

いかんせん時間がないんです。

 

とにかく最初の門構え?が上下左右にかなり大きくて

写真1枚に収まりきれません。

この提灯も人気だった。

来た記念になるしぬい撮りもできるしいいスポットですよね。

 

ひとしきり入口のお出迎えを見た後は無限列車を目指します。

まずはここを見なければ、こここそが目的地。

入場待機列は100分まちとなってましたがここを見ないことには始まらないと

待ち列に並びます。

(でも14時以降は写真のように空いていたので、ルートとしては遊郭→無限列車の方が

効率よく回れたと思います。空いているところからまわるという意識がなく

ただもう無限列車、せめてそれだけはじっくり見たいという思いが最初に並ぶ要因でしたね。)

炭治郎君や煉󠄁獄さんが蹴破ったであろう扉

無限列車内。

椅子に座りたかった……!

 

煉󠄁獄さんの舞台衣装や1話のお弁当、魘夢の協力者達に括りつけられた縄が

所狭しと展示されています。

「石炭が積まれているあたりだな!」シーンみたいに

写真を撮ることもできます。

まぁすでに融合しちゃってる前方車両ですが。

 

正直列車内はもうちょっと車内感を体感できるかと思ってましたが

展示だけで拍子抜けしたのを覚えています。

座ったり列車内でうねうねが動いたりもしくはごとごと揺れたりするのかと

思ってました。

だから待ち時間がすごいのかと。

でもするさら~みたいな展示で提示された時間よりずっと早くみれ

あれ?と思う間に終わってしまった気がします。

 

逆に待ったのは先頭車両。

道中

すでに参との闘いになってたり

かと思えば魘夢大活躍中だったり。

これ

どの角度からみても作り込んでてすごかったです。

伊之助の気持ちがわかる。

列車も本物のように作られていて気合いがはいっています。

ちゃんと質感だしているんですよ。

こだわってる。

 

当然

機関車内は錐や首がしっかり再現されています。

うねうねもここぞとばかりにてらてらしててリアル。

ここに煉󠄁獄さんがいれば一発で首切れたのかなぁと想像しつつ

とどめはやっぱり炭治郎君。

このシーン、京ノ御仕事でも全集中展でも再現できるようになってるのが

興味深いです。

みんなここをやりたいと思ってのチョイスなのかな。

 

そして

無限列車正面。

時々煙はいたりかまぼこ隊がなんか言ってます。

横から見るとこんな感じ。

なんかいつまでもここにいたい。

この無限列車の音楽と演出を見ていたい、そんな空間でした。

 

ちなみにここのすぐ隣に外国語の台詞が聴けるモニターがキャラごとに用意されていて

この煙もくもくタイムと被ると外国語が全く聞こえなくなります。

タイミング大事。

前方車両見学後近くだったこともあり、私は煉󠄁獄さんの台詞だけききました。

イタリア語とか割とさらっと言ってる雰囲気で楽しいけど

やっぱり日野さんが一番!と思ってしまう。日本語も聞けたので

最後耳直し(?)に日野さんの声を聴きます。

 

そこから無限列車を挟んで反対に

セリフ&ビジュアルギャラリーが展開されています。

煉󠄁獄さんのセリフとびじゅあるを見つけては撮影し

煉󠄁獄さんに煉󠄁獄さんを重ねて撮ったりして楽しみます。

 

この隣がワンシーンコマ送り、原画から~みたいな映像展示だったかな。

玖ノ型煉󠄁獄を微に入り細に入りえがいているのでじっくりみます。

みてるだけでうるっとしていますがそれは仕方ない。

だってうるっとするところだもん。

1秒たりとも見逃さない勢いで目は開いているんですけど

どうしても瞬きしてしまう。

瞬きしたのがもったいなくてまたみる。

観終わると呆然として考えられなくなっていたので

ちょっと心を落ち着けるためにクロスワード景品待ち列に並びます。

外部情報から離れてかみしめる時間がほしかった。

「先着順なんで景品貰えないかも」アナウンスがあって

一瞬でイヤーな気持ちにかわりましたが

それでも余韻が残っていたのでなんとか心を持ち直し

景品をまちます。

というか、入場者数決まってるのに、しかも入場時に配られるのに

景品足りなくなるかもっておかしくない?

先着順って確かに書いてたけど

でも入場してまだそんな経ってないんだけど??

どうして後半入場組を締め出すやりかたするかなぁ。

 

だんだん悲しさ>余韻になってきたので、気分を持ち直すため

会場をぶらぶら歩くことにしました。

 

海外展開グッズやら

メッセージフラッグをみたり

(書き込みはしなかった。見るだけでお腹いっぱいでしたし、愚痴しか書けないと思ったので)

過去広告とかも展示されていたので、見れなかった新聞の広告とか

ロードショーのっとり煉󠄁獄さんとかみれておもしろかったです。

山手線ジャックの広告もあって、みたみた!乗り合わせたのがこれでびっくりしたー!

と当時の記憶も蘇ってました。

このポスターもジャンプフェスタでみたしTUTAYAでもみたし

本当煉󠄁獄さんかっこいいなぁ。

 

と展示をぶらぶら見ていてようやく心が落ち着いてきたので

企業ブースに足を運びます。

まず訪れたのは

というかぶらぶら歩いてたらここについて

着いたとたん入場規制解除しますー!ということで流れに従い入場しました。

タイミングよかった。

ローソンコラボ衣装を身にまとった壁が続き

中には

撮影スポットが。

おお~煉󠄁獄さんと煉󠄁獄さんを共演させられるー!

一人だと撮影しましょうかという動きをされるんですけど

ぬい撮りを始めるとすっとスタッフが下がるのが申し訳なく恥ずかしい時間。

でも撮る。

恥ずかしさは捨てる。

ここではほかにローソンアプリをダウンロードするとシールを貰えました。

 

次に訪れたのは

ぬいゾーン。

この煉󠄁獄さんがかわいすぎないですか。

あああ~~~ほしいいいいいいい。

ぬいも減らしてるから買えないけど!この可愛さ!たまらん。

思ったより小さくて二人お迎えしてもいい位なサイズ。

いいなぁ。手に入れられた人いいなぁ~~。

手に入れられた人といえば

この猫ちゃんも持てた人はいいよな~。

後ろ姿がめちゃくちゃかわいいのよね、これ。

 

他にもタペストリー?タオル?も展示されてたり

フィギュアや洋服が展示されていたり色々ありましたが

そこらへんはほとんどジャンフェスでもみたな、みたいなものが多かったので

あえて写真は撮りませんでした。

あとタカラトミーの新作おもちゃを遊べたんですが

そこは整理券なしだとステッカーを貰えなかったので

ゲーム自体は楽しかったけどお土産的なものは手に入れることができず。

 

そんなこんなで企業ブースの最後は

血風譚。

宇髄さんが作られている様子が描かれていました。

できればプレイもしてみたいなーと思ってましたが

整理券配布はとうの昔に終了しており、遠巻きに眺めるだけ。

さもありなん。

 

ここでもう一度入口方面に戻ってイラスト画廊をみます。

そろそろここら辺の人も落ち着いているだろうという読みでしたが

まだぜんぜんでしたね。

キービジュアルやらコラボ、雑誌の表紙などなどいろんなイラストが展示されていて

あ~このキーホルダーこなかったのよね~とか

このアイスおいしかったなーとか

イラストだけでもコラボ数の多さを実感します。

とみていたら時報が宇髄さんになってあと30分しか展示をみられないという現実を

叩きつけられます。

まじか。まだ遊郭編までたどり着けてない。

時間が全然足りないよ!!!

お昼ご飯は諦めたけどトイレ行っておかないと怖いし

せめて遊郭編も少しはみたい。

急いで遊郭前まで向かうと

遊郭では隊服のみんなが。

帯が暗躍しています。

OPEDのあの本格反物じゃないのかー堕姫なのかー!と思いつつ

なんか人だかりができているので

私も待っていると

炭子ちゃんが2Fに。

あ~なるほど。そういやクロスワードで2Fに誰が~みたいな問いあったね。

色んなver.があるらしいのですが、私がみれたのはこの1回です。

もうここからはいかに30分以内に多くをみれるか、にかかってました。

とり急ぎここまで来た証拠写真をとろうと

残りの見世を撮り

遊郭編のセリフ&ビジュアルコーナーを通り抜けます。

ここでもコマ送り原画説明動画がありましたが

じっくり見ている時間がないのであーあるなーと素通りします。

そして

時間ギリギリというか14時半すぎて遊郭へ潜入。

係の方が「写真じゃんじゃんとってOKみんなで盛り上げていきましょう!」と

融通を利かせて下さったのが救いでした。

あのふすまといい

潜入している炭子ちゃん

意外にちゃんとお仕事している猪子

花魁目指している善子がいます。

しかも

アニメ飯を作れるようにちゃんとまきをさんに用意されたうどんが置いてる!

お手紙もちゃんとちらばってるーーーー!

細かい。

作品愛があふれてる!

 

ムキムキねずみも絶対照明までこだわったに違いないと思うような位置にいます。

この堕姫も帯の影がイイ感じ。

お兄ちゃんもちゃんとパネルある。

よかった。

 

駆け足で通り抜けたけどもっとゆっくりみたかったです。

流石にこの時間になるともう係の人が宴会場への誘導を促していたので

これ以上会場を観ることはできず宴へと向かいます。

 

宴。

前回は宴の存在すら知らなかったのに

今回はこうして生で、会場に来れたんだなぁ。

その場にいるだけでこみ上げてくるものがありましたが

小西さんが本当にすごかった。

最初から勢いがあってひきこまれて

陸との闘いのあの迫力。

いやもうすごかった。言葉がなくなるほどでした。

あれをみれた、きけたのは宴に参加できたからこそ。

あの熱量を肌で感じれて本当に幸せでした。

 

 

 

 

隣の人が「宴って朗読劇だけなんだね、つまんない」っていうまでは。

その人はトークにゲームに交流に、みたいなものを期待していたらしく

ただの朗読劇じゃん~と延々話してて辛かった。。。

しかも次の日も席が用意されているらしく

明日はここより悪い席っぽいねーみたいな話をされていたら。

なんでそんな人に明日のチケットがあたって

私にはあたってくれなかったの、という黒い思いがむくむくと。

でも最後撮影可能になったら喜んで写真をとっているから

もう私の心はぐちゃぐちゃです。

小西さんすごかった。あの熱演をみれて

下野さんの緊張感ただよう三味線くだりも笑えて楽しかった

この時間この場所にいれたのが嬉しい。

この素敵な時間を過ごさせてもらったのに

隣で否定されているのが聞こえてくるのが辛い。

 

退場が一番早いグループだったことが唯一の救いでしたね。

その人達から早く距離をとりたい、と足早に会場を後にしたのでした。

 

うう。

まさか最後の最後でこんな嫌な思いすることになるなんて思わなかった。

楽しい、で終わりたかった。

小西さんの迫力にただただ酔いたかった。

もうなかったことにしたいような折角参加できたイベントを大事にしたいような

複雑な心境のまま

この日を終えることになったのでした。