推し活

気が向いた時にふりかえる日々のあれこれ

能狂言版鬼滅の刃再演

しばらく書かないでいると書きたいことは溜まるし

時系列に沿って書きたいと思っているとどんどんストックがおかしなことになっていくので、もう全部を書くのはあきらめました。

折角伊黒さんバースデーは

カフェと

ダイニング両方でお祝いできたとか

そのおかげで

再び炎柱の継子になれたとか

あのお茶の良さとオレンジの良さをすべて消すドリンクを飲み続けた結果

煉󠄁獄さんポスカ自引きできたとかあったけど

今日書くのは

これ。

狂言鬼滅の刃です。

 

最初の能狂言抽選に外れたのでもう縁がないもんだと思っていたところからの

まさかの再演。

この舞台で

この演者で

鬼滅の刃がみれようとは。

豪華絢爛とはまさにこのこと。

楽しみがすぎる。

 

開演時間になるとかまぼこ隊のアナウンスがあったんですが

録音だと思っていたらまさかの生アナウンス。

客席の反応を見て答えつつのアナウンスというのにまず驚きます。

(善逸が霹靂一閃!善逸役の~と続けようとしたときに

霹靂一閃!のとこで拍手が沸き起こって予定した言葉を言えなくなって

どうもこんばんは。。。。と内容が変わったのが可愛かったw)

 

このアナウンスのおかげで客席もだいぶ緊張が取れてきた感じ。

拍手のタイミングとかも教わり

いざ照明が暗くなって無惨様の声が聞こえてきました。

 

声聞こえるけどどこ?

舞台にいない。え?まじでどこ???

と思っていたらまさかの客席をあるいてくる無惨様。

 

えええええ

能で?

舞台外から!?!?!?

橋掛りを使うんじゃなく本当に本当にそこから!?!?

 

すこしでも能を知っていたらこれがいかに型破りなことがわかるかと思います。

びっくりした。

本当にびっくりした。

でも無惨さまだから納得する。

理の外にいる彼だから。

 

そしてそこから舞台に上がるのにも驚き。

ここまでくるともう流石無惨様、という感想しかでません。

しかも無惨様美しかった。

各所で言われた通りこの舞台観たらみんな無惨様のファンになっちゃうんじゃと思う位

美しかったです。

 

舞台の内容は笑いありアクションあり

だいぶとっつきやすい感じで、子供でもついていけそう。

 

善逸君なんかはもう謡じゃなく普通に台詞だったし

あの能独特の歩きもしないで普通に歩いてるし

そうかと思うと炭治郎君はひたすら「型」通りなのが性格を表していたりと

あっという間の2時間40分でした。

 

楽しみにしていた蜘蛛の糸は十分満喫したし

小さい蜘蛛のカサカサの可愛さに思わず新境地にたどり着きそうになったり

もともと和物ファンタジーと能の相性の良さはありましたが

次回作もぜひやってほしいと思うところです。

 

ただひとつだけいうなら鋼鐵塚さんだけは解釈違いが大きかったです。

狂言担当なのでお笑いになるんですが

刀を打つのに失敗するのはないかなぁ。

彼の笑いの要素はそこじゃないというか。

 

でもでもどの演目もとてもよかったです。

こうして見れてよかった。

チケット当たってよかったー!